Stage 23:天才たちの日課
読んだ本の記憶が薄れないうちにまた駄文を書いてます。
この本もともとはブログで偉人たちの日常を書いていたようです。
http://dailyroutines.typepad.com/
161人の偉人の日課が纏められています。
一章で一人の偉人の日常なのでスキマ時間に読むのにすごく向いている本だと思いました。(内容関係なしに…)
この本を通じて感じたのは天才たちの日常は何種類かに分類されるけど、すごい堕落した生活をしていた偉人とすごいきっかりした生活をしていた偉人もいる
そしてクリエイティブな仕事は夜の方が多いのかと思ったら意外に朝方が多い
これは先程の本"How to Live on 24 Hours a Day"に通じるところはあるのかなと
特に心に残ったのは
「疲れて休憩が必要なのに働き続ける者は愚かだと思う」
by カール・ユング
ええ、その通りですよね。
でも時として働き続けなければならない時も…
何と言っても衝撃だったのは作曲家のグスタフ・マーラーは
生涯のほとんどを通じて、作曲は片手間の仕事だった
ってすごすぎる!!
あと、印象に残ったのが数学者のポール・エルデシュ
アンフェタミンを一ヶ月飲まずにいられるかという賭けに見事成功したエルデシュが賭け相手に
「きみのおかげで、僕は薬物中毒でないことが証明されたが、仕事がぜんぜんできなかった。朝起きると、何も書かれていない白い紙をじっと見つめるんだが、なんのアイデアも浮かんでこないんだ。普通の人みたいに。きみのせいで数学は一ヶ月の遅れをとったよ」
といってまたアンフェタミンを飲み始めたという話…
そして
数学者はコーヒーを定理に変える機械だ
これはなんか色々応用のききそうな名言ですね。
さて、朝方人間になるためにそろそろ寝ますかね