Stage 33:スタバのタンブラーは保温できない?
先日諸事情により、普段使っているタンブラーを変えました。
すると予想通りでしたが、保温しない…
ということで、どれくらい保温しないのか検証してみました!
ちなみに長いです。
こんてんつ
スタバタンブラー愛
スタバのタンブラーってご当地限定とか色々デザインがあって集めるの楽しいんですよね…
というわけで一時期結構集めてました!
トップ画の他にも何個か追加で買って最高20個まで持ってましたが、スペース等の関係で今は17個その中で使っているのは3個だけ
ほかは観賞用というか飾ってあるだけで頻繁に使っているのは2個しかありませんでした…
使っているのは実質この2つ
左側のステンレスが4年くらい前に米で買ったグランデサイズ(470mL)のタンブラー、右側が一昨年上海で買った上海デザインのトールサイズ(350mL)のタンブラー
基本は左に紅茶を入れて仕事に持っていきます。たまに右にコーヒー入れて仕事に持っていきます。
使い分けしている理由はコーヒー飲むと蓋のところに結構匂いが残ってしまってその後しばらくコーヒーの香りがする紅茶になってしまうからです…
リーク事件
そんな中先日発生したのがリーク事件です。
ある日何気なくステンレスタンブラーを傾けると口を開けてないのに紅茶が漏れてきました。
最初は締め方が甘かったのかな?なんて思ってましたが、よくよく見ると口の部分が微妙にずれていてそこからリークしてました。(赤丸の箇所)
というわけで、最近はもう一つの方(上海)を使用する頻度が増えてきました。
プラスチック製を使ってふと思う
まぁ、プラスチック製のタンブラーって見るからに保温しなさそうなのであまり期待していなかったんですが、1時間ちょっとで冷たくなった?って感じられるくらいでした。
で、そこで実際どのくらい差があるのか実験してみることにしました!
結果は目に見えてますが…
実験対象
今回は普段使っている2つのスタバタンブラーの他に以前もらった小型の魔法瓶も比較のため使ってみました。
それぞれ大きさが
エントリーNo. | 名前 | 略称 | 内容量 | 素材 |
---|---|---|---|---|
1 | Starbucks stainless tumbler | Silver | 470mL | ステンレス |
2 | Starbucks Shanghai tumbler | Shanghai | 350mL | プラスチック |
3 | ケヴンハウン DS | Green | 300mL | ステンレス |
実験条件
実際の私の使用条件に近い条件を用意してみました。
- 電気ケトルで沸騰した水を200mLづつ入れる(合わせた方が良いかなと)
- 入れたあと5分間蓋を開けたままにして最初の温度測定をする(ティーバッグを浸している時間を想定)
- 蓋を締め、30分おきに蓋を開け温度測定する
- 測定箇所はタンブラー内部の水の表面温度とタンブラーの側面の温度を測定する
この条件で7時間測定してみました。
室温は約20℃で終始安定している状況
温度測定方法は偶然別件で借りていたサーモグラフィーを使いました。
高い装置でこんな事測定するとは…
ちなみにこんな感じで測定できます。
実験結果と考察
まずは側面の温度から
最初のうちはプラスチック製の上海タンブラーが表面温度上昇し、その後一気に冷める感じ、ステンレス製の2つはそこまで温度変化は激しく無い感じ
まぁ、7時間もするとほかも同じ位まで下がってますが…
確かにプラスチック製のタイプはかなり暖かくなるのに対してほかはそれほどでもない感じ
続いて本題の中身の温度です!
はい、くっきりそして予想通りのグラフです!
ケヴンハウン DSの温度は最初こそ他より低いもののその後は実験終了まで一番保温性が高いことを示しています。
次はやはりステンレス製のスタバタンブラー 3.5時間たっても40℃キープできてますね
そして、予想通りプラスチック製上海タンブラーは一気に冷めている様子がわかります。
1.5時間で40℃を下回る状況。そりゃ、冷たいなって感じるわな…
今回は室温が20℃前後で保たれてましたが、この時期の札幌はまだまだ寒く外でやったらもっと早く温度下がりそうですね…
結論
というわけで結論ですが、当初の予想通り、プラスチック製タンブラーはほぼ保温できない(できても1時間くらい)
ちなみにコーヒーは美味しく飲める温度の限界が60℃とのことなので、プラスチック製タンブラーだと30分以内、ステンレス製のスタバタンブラーでも1時間以内、ケヴンハウン DSだと2時間以内と言った感じでしょうか。
まぁ、コーヒーは時間が経つと酸味が出てきたりするので早めに飲むのが良いですね。
以上今回はわかりきったことをあえて実験して確かめてみました!
最後までありがとうございました!