Stage 50:幼児教育の経済学
七夕ですね。
ついに50件目になりました!
今回の本は"幼児教育の経済学"です。
正直タイトルは少し違うかなと思いました、原題は"Giving kids a fair chance"なのでこちらの方が内容としてはあっているかなと…
構成としては前半にジェームズ・J・ヘックマン氏が提唱する幼児期に介入(教育)することによってIQなどの認知的スキルだけではなく、非認知的スキルの向上が得られ成人後の犯罪率の低下などに影響を及ぼすことができるという各種実験と研究結果の報告、後半に各界有識者による反論や賛成の意見が書かれていてとてもフェアな内容の本です。
が、それを経済学と言ってまとめてしまうのは少し違うかなと思いました。
結局は衝撃の真実ではなく恵まれない幼児に介入することによって効果的な影響を及ぼすことができる(親の収入に寄らずにフェアなチャンスを与えられる)というある程度予測可能な真実な気がします。
明日は今週のお弁当の振り返りです。