Stage 67:Murder on the Orient Express
私にとってポアロ2作目です。
オリエント急行殺人事件です。
前から原著で読みたかった本の一つです。
ポアロは9月にABC殺人事件を読んで以来でしたが、今回は翻訳版ではなく原著で読みました。
というのもMurder on the Orient Expressって原著でも読みやすいんですよね。
きっかけ
ちなみにこれ実は、先月米から帰国する時にKindleを間違えてスーツケースに入れて預けてしまったのでシカゴ空港でなんとなく手に取った本なんです。(本当は"Homo Deus"を探していて見つからなかったんですが…)
帰りの飛行機はあまり寝れなかったので一気に2/3くらい機内で読んで結末の手前くらいで読破!
でも、帰国後しばらく開かずおいておいてしまい、やっとこの前の3連休で読み終わろうと思い読み切りました!
ちなみに帰りの機内でケネス・ブラナー版の映画もあったのでこちらも見ました。(笑)
ストーリー
ストーリーは何回も映像化されていて十分すぎるほど知られているかと思いますが、イスタンブールからカレー行きの寝台特急オリエント急行で起こる殺人事件をポアロが推理していく
そしてトリックもとても有名な話
ここまで知っていたのですんなり読めたというのもあるかと思います…
映像化されたもの(特にケネス・ブラナー版)と比べて原作読んで思ったことは原作がかなり冷淡なこと
まぁ、映画もそうなんですがポアロは淡々と推理していくでも映画はもう少し人間味を感じた気がします。
特に最後の一文
"Then," said Poirtot, "having placed my solution before you, I have the honour to retire from the case...."
これ読んだ瞬間「あ、最後もあっさりなんだ」って思いました。
ただ、淡々と進むストーリーでかなり有名なトリック、そして難しい単語が少ない(気がする)ので長編の英文をあまり読んだことがない人にもオススメできる洋書です!
Murder on the Orient Express (Poirot)
- 作者: Agatha Christie
- 出版社/メーカー: HarperCollins Publishers Ltd
- 発売日: 2017/10/19
- メディア: ペーパーバック
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