孫子に学ぶ「最高のリーダー」
久しぶりに本です。今年最初に読破した本です。(読んだのは1月でしたが…)
この本は本屋さんで見つけました。
もともと孫子とか東洋思想の本は読んでみたいと思っていたのですがなかなかハードルが高く手をつけられていませんでした。
ただこの本はビジネス本という切り口から入りやすいかなと思い読んでみました。
ここの孫子の教えをどのようにビジネスに活かしたらよいかという視点で書かれているので入門書としてはすごく良いです。
これを入り口にして別の方が書かれた本も読もうかと思います。
教えとしては広く知られていることも多いのでこの一言だけとりあげます。
昔の善く戦う者は、先ず勝つ可からざるを偽して、以て敵を勝つ可きを待つ。勝つ可からざるは己に在り。勝つ可きは敵に在り。
「勝利を予測することができても、それを実現することはできない」と。だからこそ、「守りを完璧に固めて、絶対に負けない自分をつくれ」
攻める上ではまず守りを固めろという意味かと思いますが私としては他でもよく言われる自分の影響力の及ぶ範囲で全力を尽くすに近いのかなと思いました。
敵は間違いなく自分の影響力の及ぶ範囲外なのでどうなるか(ある程度予測はできるにしても)わからない。それであれば自分ができる範囲の(この場合は守り)を完璧に固めて何が来ても対応できる体制を整える。
なので今後は
まずはできることから完璧にやって今後にそなえる
これをまず実践していこうかなと思いました。
それではまた