本と料理と自転車と

弁当男子を始めたアラサー会社員が綴る読んだ本の読書録と作った料理と自転車のはなし

No one is too small to make a difference

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昨日(4月22日)はEarth dayでした。

そして最初のEarth dayから50周年だったようです。

なので環境活動家のこの本をと思ったのですが昨日アップするのを忘れてしまったので今日アップします。

 

グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)さんの本ですがどちらかというと彼女の講演の内容をまとめた感じです。

講演の台本?なので読みやすい英語でした。

そんなに厚くもないのですぐ読めますよー

 

 

2018年から2019年の間に彼女が各国のリーダー達に訴えかけてきたCO2の削減は結局リーダー・政治家ではなくウィルスによって今のところ大幅削減されていますが…

 
主張の内容ですが、英文の後の()は私の意訳です。
さて、まず気になったのはこの部分
I have a Asperger’s syndrome, and to me, amidst everything is black or white
(アスペルガーシンドロームの私にとって全ては白か黒になる)
と意訳しましたがアスペルガーに関して詳しくないんですがそう言うものなんですかね?
攻撃的なスピーチも関連するのですかね?
ここは本筋から外れるんですが気になりました…
 
次はまた本筋から外れますがスクールストライキングを始めることを両親に話した際の話。
When I told my parents about my plans, they weren’t very fond of it. They did not support the idea of school striking and they said that if I were to do this I would have to do it completely by myself and with no support from them
(両親に私の計画を話した時彼らはそれほど甘くはなかった。
彼らはスクールストライクというアイデアをサポートしてくれなかったし、もしやるなら両親のサポートなしで自分自身でやりなさいと言われた)
まぁ、そうですよね僕も自分の娘がこんなこと言い出したら全力で止めますね…
でも彼女の両親はno supportと言いつつ多分サポートしてますよね…きっと
 
I want everything to be absolutely correct so that I don't spread incorrect facts, or things can be misunderstood. 
(私は間違った事実を伝えたり、誤解されないように全てが間違いなく正しいことを望んでいる。)
と意訳しましたが彼女が話すことは疑いようのない正しい事実に基づいたことにしたいとのことです。
事実のソースも話しているので間違いないのかも
彼女は他の環境活動家のサポートも断っているようです。
 
I want you to act as if your house was on fire.
(私はもしあなたの家が火事になっているかのように活動して欲しいと思っています。)
つまりパニックになるくらい急いで、そして真剣に環境問題に取り組んで欲しいという主張ですね。
この一文は前半の方のスピーチ(つまり2019年前半くらいまで?)では多用されているのですが後半はあまり使っていないように感じました。
 
You cannot rely on people reading between the lines or searching for the information themselves. 
(あなたは行間を読んだり、読者自身が情報を検索することに頼ってはいけない)
本筋ではないですがここはシンプルに日本語の行間を読むという言い回しがそのまま英語でもあるんだなと思ったのでメモです。
 

Wherever I go I seem to be surrounded by fairy tales

But you must not spend all of your time dreaming, or see this as some political fight to win. 
(でもあなたの夢見るだけで一生を終えたり、勝つための政治的争いだと思ってはいけない)
これ米国議会でのスピーチの一文なんですが後半は特に冒頭でマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの"I have a dream"を引用したのが印象的でした。
この文はJFKが月に行くことに決めたというこちらも有名なスピーチを引用しつつでも夢見るだけではだめだよという話の中の一文です。
米国議会でのスピーチは特に構成がうまいなと思いました。
この頃のスピーチは米国議会でのスピーチのように講演場所に合わせた内容でこのあとのモントリオールでのスピーチではフランス語でスピーチをはじめていました。
 

We are the change and change is coming. 

モントリオールでのスピーチの題です。
私も微力ながらできることから初めています。
今年はPETボトル購入を極力やめています。
あとはFSC認証の取れている紙製品を選ぶとか細かいところからコツコツと…
COVID-19でそれどころじゃないかと思いますが…
 
No One Is Too Small to Make a Difference

No One Is Too Small to Make a Difference

  • 作者:Thunberg, Greta
  • 発売日: 2019/05/30
  • メディア: ペーパーバック